CINEMA4D
先日の記事で、パースのページを紹介しました。
Mac環境でCINEMA4Dのレイトレーシングで描いたものです。
前に所属していたデザイン事務所では、設計作業の合間にちょこちょこっと、FormZで作成していたんですが、どうにもレンダリング結果に満足いきませんでした。ちょっと甘いというか。
で、自費で一番安いiShadeを買ってみりしたんですが、こちらは独特の操作方法に馴染めずに放棄。
04年の独立後すぐにCINEMA4D(以下C4D)を購入して、改めて一から3Dを勉強し直しました。
マカーなんで3Dソフトは数も少なく、とても選ぶ状況にはありませんでしたが、VectorWorksとの連動性も良く、レンダリングも早い、そしてインターフェイスも判りよいと、使ってるユーザーには割と好評みたいだったので、水道橋のA&AでVW exchange付きのを、最初の物件が決まった時に買いに行きました。
実際に使ってみるとやっぱり使い易い。Shadeの(今のバージョンは違うのかな?)「糖蜜の中でスプーンをかき回す」様な操作感(昔のポルシェのシフトはえてしてこのように評されますが、もちろんポルシェとShadeは全く別物です。)とは全く違います。思った通りに思った様に作業が出来ます。スナップと数値入力がFormZに比べると若干今イチな感じはしますが、それでも5年使ってきて、特に不便と感じることは有りませんでしたので、パース程度の使用であればとてもおすすめなソフトです。(アニメとかキャラクターの場合は、それはそれで色々と文句があるようです。素直にWin+Maxでしょうか。)
Advanced Render付いてないのを買ったんで、ラジオ無しのレイトレのみですが、照明器具を100灯いれてもレンダが早い。まあ、早いと言っても3900×2700pixで店舗内装什器多め、MacG5の2GDualで1〜1.5hくらいです。現在ではOSX10.5でC4D10.5という構成ですが、昔のバージョンよりもさらに格段に早くなって、同じ内容で0.3〜1hくらいでしょうか。前面にガラスサッシュが一面に入ってたりすると、アンチエイリアスのために1.5〜2倍くらい掛ることもありますが。
修正の多い商業系の物件では、これくらいのレンダ時間じゃないと仕事になりません。部分的に照明を換えてレンダして、何枚かの設定違いを合成したりすることも多いです。手前にある柱を透かしたりする時にも、柱有りと柱無しの2枚のレンダリングが必要になります。とにかく一つの物件でもレンダリング枚数が多くなると、ちょっとしたレンダリング時間が大きく作業を遅延させます。レンダリングサーバを買えとおっしゃるかもしれませんが、ほんとうにそうなんですよ。でインテルのクアッドコアなんかだと、もっと劇的に早くなるんでしょうねえ。新しいMac miniには残念ながら乗りませんでしたので、もうしばらくG5を単体で労りながら使うことにします・・・。
ついでに正直言うと、反射光なんかの表現のために天井に向けてアッパーライトを並べたり、影出しだけのスポットを配置したり、けっこう力技で照明配置しています。本当はもう少しスマートな、実際の照明計画に沿って器具配置出来れば良いんだけどなあと感じてもいます。なもんで高解像でもレンダが早いなら、ラジオシティとかグローバルイルミネーションのモジュール購入も検討したいと思ってます。
飲食店なんかの内装パースで家具が沢山入ってるとかの場合、ラジオとかグローバルイルミ使ってる人はどれくらいレンダに時間掛けてるんでしょうか?
よくある、何も無い部屋にコルビュジェのソファーとかイームズの椅子がぽつんと置いてある程度の物件は、実際の業務ではあり得ませんから、ああいったサンプルのレンダ時間は参考にならないんです。
実際の商業施設の内観パースでC4D+ラジオシティ使ってる人がいれば、どんなもんか一度聞いてみたいです。

新宿区 歌舞伎町
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